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 低遅延送り返しシステム 概要

1.低遅延送り返しシステムとは

ロケ地において本放送の映像を低遅延にて視聴する為のシステムです。

2.低遅延送り返しシステムの生まれた背景

2-1)アナログ放送とデジタル放送
  ①アナログ放送は、遅延がございませんでした。
  ②デジタル放送は、約2秒の遅延が発生します。

2-2)ロケ地での生放送
  本放送の映像を遅延なく確認する必要がございます。

2-3)アナログ停波以前の対応
  テレビの受信映像を見ながら撮影しておりました。 

2-4)アナログ停波に伴いニーズが生まれる。
  2011年のアナログ停派に伴い、代替システムが必要となり
「低遅延送り返しシステム」のニーズが生まれました。

3.EyeVision-BroadCASTの開発

3-1)EyeVisionの特徴
  2006年に発表した映像伝送システムであり、
  高画質・低遅延が特徴のシステムでした。

3-2)EyeVision-BroadCASTの開発
  EyeVisionに低遅延送り返しシステムとしての
  必要な機能を盛り込み2011年に発表しました。

 低遅延送り返しシステム コア技術

コア技術 配信側

□長時間安定運用
 MageWell社とのVideoCaptureとの組み合わせにより、365日24時間の長時間安定運用を可能としました。

□自動再配信機能
 何らかの理由でシステムの停止或いはPCの再起動が行われても、直前の配信状態まで自動的に復旧できる仕組みを構築しております。

□マルチ配信
 1本の映像ソースに対して、解像度を変えた複数の配信を行う事が可能です。 例) オリジナル映像 FullHD(1080i)     ⇒ 高画質(1080p)、標準画質(720p)、低画質(360p)

□ステレオ放送(マイナス1対応)
 ステレオ配信に対応し、マイナス1の視聴を可能にしました。

コア技術 視聴側

□ステレオ放送(マイナス1対応)
 ステレオ配信に対応し、マイナス1の視聴を可能にしました。

□自動再接続機能
 通信回線の悪化により試聴が切断しても、回線状況が戻れば、直前の視聴状態に自動的に戻ります。

□マルチプラットフォーム対応
 Windows端末、Android端末、iOS端末での視聴を可能にしました。

 簡易中継

簡易中継システムとは

中継機材の無い所でも、スマートフォンを使って
  ライブ配信を行う事が出来ます。

コア技術 EyeVisionを使った簡易中継

□双方向通信
  本放送の映像を視聴しながらの中継が可能です。

□マイナス1対応
  音声はステレオですので、マイナス1の視聴が可能です。

□用途に合わせた解像度の選択
  送信側と視聴側の解像度を別々に設定出来ます。
 例)
  送信側:FullHD(高画質)  本放送で利用
  受信側:360p(低画質)    確認用

□スタジオ側PC設定
  スタジオ側のPCにおいて、受信を自動化できる仕組みを構築
  ①自動着信機能
  ②初期画面の指定機能(相手のフル表示)
  ※PC端末側の操作は不要です。

□ロケ地側表示画面
  簡単な操作で表示画面を変更出来ます。
  ①PinPにて自分画面の拡大
  ②PinPにて相手画面の拡大
  ③自分画面のみ
  ④相手画面のみ

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